簡単に現場での作業工程を紹介しました。写真以外にも多くの作業がありますが 大体のシール交換作業のイメージが分っていただけると思います。
( 注意 )
ヘッドを外す時にヘッドとシリンダー本体の間に回り止めワッシャがあり2カ所爪を折っています、必ず爪を戻してからヘッドを回して下さい。 (機械によって爪が無い物もあります。) 下記の写真は油圧ホースを外す所は省略しています。外す際は怪我をしない様に注意して下さい。 当社からご購入頂いた離島のお客様からの依頼によりシール交換作業手順を掲載しました。 依頼された細かな作業工程写真は省略して掲載しています。 シリンダーシールの見積り依頼はメーカー名・型式・機番・シリンダー箇所をご連絡下さい。 下記の様にシリンダーをウエス等で保護してからパイレン又は専用治具で外して下さい。 固い場合は、パイプを使って回して下さい。 パイレンが外れる可能性がありますので他の人に押さえてもらって下さい。 シリンダーロッドを抜く場合は出来るだけ水平にしてゆっくり抜いて下さい。 抜きにくい場合はシリンダーをゆっくり上下左右に動かしながら引っ張って下さい。
シリンダーを外したところです。 メガネやスパナが無い場合、パイレンでナットを外して下さい。 外したら順番に並べて組む時に間違わない様にして下さい。 写真の構造がメーカーよって少し違うかもしれませんが気にしなくて良いです。 外す時はゆっくりキズを付けない様にして下さい。
ヘッドを外したら固定します。 ドライバーの細い物で止め金具を外します。 中ぐらいのトライバーで打ち込みながらシールを外します。 外したらパーツクリーナーで洗浄し錆がある場合は目の細かいサンドペーパーで磨きます。
新しいシールは銀色の金具の所をハンマーでゆっくり高い所から叩きながら入れます。 スパナや鉄板みたいな固い物で入れると入りやすいと思います。 最後はマイナス・ドライバーでゆっくり下に着くまで入れて下さい。
1のダストシールを交換したら2のロッドパッキン(Uリング)を交換します。 (1と2の部品は下に載せています)送った部品以外の外す部品は再度利用し止め金具があれば外して下さい。 Oリングはゆっくり外して大きさを確認して入れて下さい。
シリンダーを手でなでてみてキズ等がある場合は目の細かいサンドペーパーで 写真の様にこすって磨いて下さい。 組み付ける場合はシリンダーに作動油を塗って滑りの良い状態で組んで下さい。 入りにくい場合はゆっくりハンマー(出来ればプラスチックハンマー)で叩いて入れて下さい。
九州の大分でお客様の多様なニーズにお応え出来る様、中古建機・新車・建機関連機器・フォークリフトの販売から買取・下取・レンタルまで取扱っています。
特に良質な中古建機をご提供出来る様に、点検整備には力を入れています。